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BESVにはJGR1.1とJG1の2種類のeグラベルロードが存在します。今回は同じカテゴリにありながら、多くの違いがある2車種の比較レビューを電動アシスト自転車専門店モトベロ名古屋星が丘スタッフがお届けします。

また、こちらの2モデルがモトベロ全店で試乗できる体験ツアーも開催します。さらに同期間中に、BESVの新商品e-MTB『TRX1.3』試乗ツアーも同時開催いたします。是非最後まで詳細をご覧ください。

左:JGR1.1、右:JG1

基本スペック

JGR1.1

  • 価格 418,000円(税込)(2024年7月現在)
  • カラー Metallic Malachite
  • サイズ S(適応身長155cm~) / M(適応身長165cm~)
  • フレーム アルミニウム
  • 寸法 1730×980×470(S)/1760×1010×495(M)
  • Seat Tube 455mm(S)/490mm(M)
  • 重量 17.2kg(S)/17.3kg(M)
  • ギア SHIMANO GRX 11s
  • アシストモード 2アシストモード&スマートモード
  • バッテリー 36V10.0Ahリチウムイオンバッテリー
  • 最大走行可能距離 130km/70km

オンラインショップでのご購入はこちら

JGR1.1

JG1

  • 価格 348,000円(税込)(2024年7月現在)
  • カラー Olive Drab / Sand Stone / Horizon Blue
  • サイズ S(適応身長162cm~) / M(適応身長170cm~)
  • フレーム アルミニウム
  • 寸法 1730×1040×510(S) / 1740×1065×510(M)
  • Seat Tube 490mm(S)/520mm(M)
  • 重量 15.8kg(S)/15.9kg(M)
  • ギア SIMANO GRX 11s
  • アシストモード 2アシストモード&スマートモード
  • バッテリー 36V 7.0Ah リチウムイオンバッテリー
  • 最大走行可能距離 105km / 40km

オンラインショップでのご購入はこちら

JG1

比較1:乗車姿勢

バイクにまたがりすぐに実感できる点ですが2台の大きな違いとなります。

JGR1.1はハンドル位置が高く上体が起きた姿勢になるのに対し、JG1はハンドル位置が低めで純ロードバイクに近い前傾姿勢になります。初めてドロップハンドルをつかう人にとってはJG1は慣れるまではキツイ姿勢となる可能性があります。

一方でJGR1.1は上体が起きた姿勢でハンドル操作が可能です。クロスバイクのようなフラットハンドルに近い姿勢のため、スポーツバイクに初めて乗る人でも無理なく乗車がすることができます。

比較2:モーターアシストの感触

JGR1.1のアシストの特徴はペダリングの強さや回転数に対して、自然なアシストです。正に“アシスト”という言葉がしっくりくる印象です。

思わぬ急発進や、イメージよりも加速が強くコーナーを飛び出してしまうことはない一方、モーターパワーで車体が持ち上がるような高トルクが特徴のe-bikeを好むライダーにとっては、発進時のアシスト感が物足りなく感じしまうかもしれません。

一方でJG1のアシストの特徴は他のBESV車両と同様に高トルク型の印象で、JGR1.1とは真逆の走行感です。車両が軽量なことも相まって、登坂時は特に力強くアシストします。人力でのペダリングがむしろ補助的な立ち位置に感じるくらいです。

どちらを選択するかはライダーの好み次第ですが、よりe-bikeらしさが感じられるのは高トルク型のJG1といえると思います。

比較3:グラベルライドへの適正

グラベルやアドベンチャーライドに対してどちらが適しているかという点ですが甲乙つけがたいというのが正直な感想です。オフロードでの走行感だけを比較すればJGR1.1が優位です。

JGR1.1はJG1よりも1kgほど重い車両ですが、無理のない乗車姿勢や自然なアシストが不安定な路面でもとても扱いやすく安心感が得られます。

モーター音が静かなことも良い特徴です。↑画像のような林道をe-bikeで走っていると、思いの外モータ音が響いて聞こえることがありますが、その点このJGR1.1の静かな作動音は、サイクリングの気を散らされず好印象です。

一方でJG1はオンロード寄りのeグラベルロードです。グラベルコース単体での走行というよりはオンロードの自走を含めたグラベルライドや長距離ツーリングに適していると感じます。

軽量で高速域でのスピード維持が可能なJG1はツーリングの長い道のりを快適になものにしてくれます。

比較4:充電のしやすさ

JGR1.1とJG1の大きな違いの一つにバッテリーの取り外しの可否があります。JG1は写真の通り容易にバッテリーの脱着することが可能で、室内にバッテリーを持ち込むことができます。

一方でJGR1.1はバッテリーの脱着が不可で電源を車両に直接つなぐ必要があります。さまざまライフスタイルに対応できるのは脱着できるJG1であり外出先や宿泊先の充電にも便利です。

まとめ

JGR1.1とJG1乗り比べて感じたことは、リリースの新しいJGR1.1ではなくJG1の方が好印象だったことです。

これはもともとロードバイクの前傾姿勢に慣れていたこと、モトベロのスタッフとして多くのBESV e-bikeを体感した上で、新感覚のアシストを搭載したJGR1.1に少々違和感を感じたことが大きいと思います。

しかし日々オフロードを走行することが多い環境やアドベンチャーライドがメインであれば自然なアシスト感覚を得られるJGR1.1に乗りたいと感じました。

試乗体験ツアー

今回ご紹介の2モデル、『JGR1.1』と『JG1』はこの夏モトベロ全店で比較試乗ができるツアーを開催します。ご検討の方はぜひ2車種の大きな違いを体感し、ご自身に合ったe-グラベルロードを見つけてください。ご来店お待ちしております。

スケジュール

【関東エリア】

  • 代官山モトベロ 8/1(木)~8/4(日)
  • モトベロ港北 8/8(木)~8/12(月・祝)
  • モトベロ二子玉川 8/15(木)~8/18(日)
  • モトベロ湘南 8/22(木)~8/25(日)

【その他エリア】

  • モトベロ名古屋星が丘 8/8(木)~8/12(月・祝)
  • モトベロ大阪枚方 8/15(木)~8/18(日)
  • モトベロ広島 8/22(木)~8/25(日)

店舗情報

ご成約特典

ツアー開催に際し、8/1(木)~8/31(土)までの間、『JGR1.1』をご成約で『ガラスコーティング(通常価格29,700円)』をサービスでお付けします。大切な愛車を守るガラスコーティングの詳細はこちら。

【新サービス】自転車専用ガラスコーティング『velogue』扱い開始

【9/16まで】スポーツe-Bikeスペシャルサマーキャンペーン開催中

初代BESV PS1誕生から10年を迎えるBESVから、大変魅力的なパッケージプライスキャンペーンが8/3(土)よりスタートします。9月16日までのキャンペーン期間中、BESVブランドの内、Jシリーズ・TRシリーズといった、スポーツモデルを対象に、「フルオプション」+「スペアバッテリー」をすべてセットにした、パッケージプライスのお得なキャンペーン。

【BESV】スポーツe-Bikeスペシャルサマーキャンペーン

【同時開催】TRX1.3試乗車ツアー

同じくBESVから新発売のハードテールモデルのe-MTB『TRX1.3』も同期間中に試乗車ツアーを開催中です。詳細はこちらをご覧ください。

【インプレ】最新e-bike BESV 『TRX1.3』

動画でもご紹介

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