折りたたみ自転車のパイオニア「DAHON」からe-bikeモデル『Fu-Com(フューコム)』が登場しました。老舗ブランドが手掛ける、新作フォールディングe-bikeの魅力を試乗インプレッションと合わせてレビューいたします。
先日投稿しました試乗会キャラバンも引き続き開催中ですので、是非ご参加お待ちしております。
【参加特典あり】DAHON「Fu-Com」試乗キャラバン開催！
Contents
Fu-Com試乗レビュー
DAHONとは
1982年創業のアメリカ・カリフォルニアで生まれた小径・折り畳み自転車ブランド。たった3ステップで折り畳めるDFS（Dahon Folding System）を開発し、今では数多くのブランドで採用されています。
折り畳み機能に関しての特許技術をいくつも確立し、フォールディングバイク分野を牽引している世界的なブランドとして知られています。
Fu-Com(フューコム)
特徴① 高い剛性と耐久性を実現する「Deltec(Delta Technology)」
トップチューブからBB下にかけて専用のケーブルでつなぐことで、フレームにトライアングルを形成。フレームヒンジ部への負担を大きく軽減させて、高い剛性と耐久性を実現しています。
特徴② シートポスト内臓バッテリー搭載でスタイリッシュなフォルムに
Bafang製のコンパクトかつ軽量のリアハブモーターと、シートポストに内臓された大容量バッテリーが組み合わさり、最大航続距離約120kmという性能とスタイリッシュな見た目を両立しています。
特徴③ 日本の道路環境に合わせたパーツを装備
同社で人気の折り畳み自転車「Horize Disc」をベースに、荒れた路面でも安定した走行ができる太めのタイヤを標準装備。ブレーキは雨天でも高い制動力をもつSHIMANO製ディスクブレーキを採用し、様々なシーンで活躍できます。
SPEC
- 重量：18.5kg
- タイヤサイズ：20×2.00(仏式バルブ)
- 変速：外装7段変速(SHIMANO製)
- ドライブユニット：BAFANG,RM G310
- バッテリー：36V/10Ah
- ブレーキ：機械式ディスクブレーキ(SHIMANO製)
- カラーラインナップ：マットブラック、カーキ
- 価格：￥220,000-(税込)(2024年6月現在)
乗車インプレッション
太めのタイヤと高剛性フレームの効果で、路面をしっかり捉えてグングン進める、スポーツバイクのような走り心地です。ワイドタイヤのエアボリュームのおかげで、ロードバイクのような、手やお尻に振動がくる硬さは無く、快適に走行ができます。
気になる、Bafang製リアハブモーターによるアシスト感は、モードセレクトで、漕ぎだしから、トップスピードに乗るまで、広範囲に亘ってしっかりアシストをしてくれます。
ライバルとの比較では、同じ系統のベストセラーe-bike、Tern VektronのBOSCH製モーターに比べると、控えめなアシスト感ですが、多くの方にとっては必要十分に感じるのでは無いでしょうか。
車両が軽量且つ、前述のDeltecの効果なのか、車体のたわみが少なく、漕いだ力が逃げずにしっかり進む感覚が強い為、特にアシストパワーが物足りないという感じはありませんでした。
また、流石DAHONと言える、直感的におこなえる折り畳みはとても簡単で、頻繁に折り畳む方もストレスなく使用できます。この折り畳みやすさは、折り畳み自転車ビギナーの方にも大変おススメです。
まとめ
高剛性なフレーム、大容量バッテリーを兼ね備えたオールラウンダーな折り畳みe-bike「Fu-Com」は、アウトドアや休日のサイクリングなど1台で楽しみたい方や、駐輪場などの条件が厳しく室内で保管できる折りたたみe-bikeをお探しの方、お車に積載してアクティブに動きたい方など、多くの方におすすめの1台です。
そんな今年大注目のDAHON「Fu-Com」はモトベロ各店で展示しております。是非お近くのモトベロへお越しください。
