昨今、様々な折り畳みe-bikeが発売されており、どの商品を選べば良いのか分かりにくいと感じている方も多いのではないでしょうか?そこで、電動アシスト自転車専門店であるモトベロが、『折り畳みe-bike(電動自転車)』にフォーカスした、オススメのe-bike 4選をご紹介いたします。
Contents
折り畳みe-bike選びのポイント
①折り畳みやすさ
まず折り畳み自転車であるので「折り畳み・展開」がしやすいかというのが第一のポイントではないでしょうか?
今回ご紹介するラインナップはどれも、折り畳み箇所が2~3か所と少なく、レバーでロックを解除するだけで折りたためる為、慣れてしまえば操作は簡単です。
②走行性能(アシスト力、乗りやすさ)
モーターアシストによる加速感、加速の滑らかさ、乗車ポジションのバランスは、サイクリングをより快適に楽しむための重要なポイントです。
特に普段の通勤利用なのか、長距離ライドを行うのかなど用途によって、求められる点が異なる為、ご用途と車種との相性がはっきりと現れるポイントです。
③デザイン性
折り畳みモデルでも、デザイン性を疎かにしないのがモトベロセレクトのe-bikeです。
バッテリーが目立たず一見して、電動アシスト自転車に見えないなど、こだわったお好みのデザインをお選び頂くことで、長く気に入って使っていただく為に大変重要なポイントです。
今回はスタイルの全く異なる4車種をセレクトしておすすめしています。
④バッテリーの容量
前述の走行性能にも関わってきますが、バッテリーの容量が大きいほどより遠くへ行ったり、上り坂で急な斜度の坂を電動の力ですいすいと楽に走ることができます。
行動範囲を大きく広げたり、重い荷物を運ぶなど、大容量バッテリーならではの使い方もある為、ご用途にマッチした容量を選ぶ必要があります。
tern VEKTRON(ターン ベクトロン) N8
- 折り畳みやすさ ☆☆
- 走行性能 ☆☆☆
- デザイン性 ☆☆☆
- バッテリー容量 ☆☆☆
ヨーロッパでマーケットリーダーの地位を確立した、BOSCHのモーターシステムを搭載したtern VEKTRON(ベクトロン)。今回ご紹介するのは、日本限定仕様のタウンユースに最適でサイクリングを気軽に楽しめる「VEKTRON N8」です。
こちらのN8は、シンプルな表示が使いやすいモニタースイッチ「Purion(ピュリオン)」に、8段変速と2.15インチ幅の太めのタイヤを組み合わせたベーシックな仕様です。
しかし、上位グレードのS10と同じ、アルミフレームにBOSCHユニットを搭載し、妥協のないパフォーマンスを発揮する、高コストパフォーマンスなモデルでもあります。
漕ぎだした瞬間からスムーズに加速するアシストは、誰が乗っても好印象という、驚異のチューニングで、登坂、重量物の移動など、様々なシチュエーションで期待以上のサポートをしてくれます。
shimano製油圧ディスクブレーキを採用し、フェンダーも標準装備しているので、雨の日も通勤やお出掛けでも安心して走れ、気をつかいません。
折り畳みやすさ、デザイン・走行性能ともに素晴らしく、20㎏を超す車体重量以外に弱点が見当たりません。普段使いの通勤ライドから、趣味の100㎞越えのサイクリングまでフルカバーできる、折り畳み自転車の傑作と呼ぶに相応しいモデルです。
SPEC
- 重量:21.5kg
- タイヤサイズ:20×2.15(仏式バルブ)
- 変速:外装8段変速(SHIMANO製)
- ドライブユニット:Bosch Active Line Plus
- バッテリー:36V/8.2Ah(最大航続可能距離:約105㎞)
- ブレーキ:油圧ディスクブレーキ(SHIMANO製)
- 価格:¥328,900-(税込)(2024年6月現在)
こちらには、専用のリアキャリアを取り付けることにで、大型のパニアバッグも取付することもできます。
※上記画像のパニアバッグ装着には加工が必要です。
こちらのキャリアは上位グレードのVEKTRON S10には標準装備、バッテリー給電ライトもセットされております。色々とアクセサリー追加をお考えの方は、メーカーカスタム車と呼べる、こちらのS10がおすすめです。
過去のご紹介記事もあわせてご覧ください。
BESV(ベスビー) PSF1
- 折り畳みやすさ ☆
- 走行性能 ☆☆☆
- デザイン性 ☆☆☆
- バッテリー容量 ☆☆
BESVを代表とするPSシリーズのフォールディングモデルの「PSF1」。
今回紹介するモデルの内、唯一の3つ折り型で、リアフレームとフロントフォーク、ハンドルを折りたたむことでフレーム本来の剛性保ちながらコンパクトに収納することができます。
高いデザイン性のフォールディングモデルで、メインフレーム自体を畳まないことでフレームの強度を確保し高い走行性を誇ります。
直感的に畳むことが出来る2つ折りモデルに比べると、畳み方に慣れを必要としますが、覚えてしまえば10秒と掛からず折り畳みが可能です。
1.5インチの細いタイヤでは固くなってしまいがちな乗り心地も、リヤサスペンションのお陰で思いの外柔らかで、細いタイヤならではの伸びのある走行感を快適に楽しむことが可能です。
また、カラー液晶モニター表示はクリアで見やすく、使用感も良好。走行時も車体状況をしっかりと把握でき、上質な乗車感が得られます
また、画像のように専用のキャスター付きのリアキャリアを取り付けることで、畳んだ状態でも持ち上げずに転がして移動することが可能になり便利です。
折り畳み時のコンパクトさを重視した設計の為、ハンドルやグリップが他の車種に比べ窮屈で簡素な印象ですが、それを補って余りある、デザイン性と乗り心地の良さが魅力です。
SPEC
- 重量:18.3kg
- タイヤサイズ:20×1.5(米式バルブ)
- 変速:外装7段変速(SHIMANO製)
- ドライブユニット:BESV社オリジナル
- バッテリー:36V/10.5Ah(最大航続可能距離:約95㎞)
- ブレーキ:機械式ディスクブレーキ(TEKTRO製)
- 価格:¥298,000-(税込)(2024年6月現在)
過去のご紹介記事もあわせてご覧ください。
デイトナ DE01
- 折り畳みやすさ ☆☆
- 走行性能 ☆☆
- デザイン性 ☆☆☆
- バッテリー容量 ☆☆
Daytona(デイトナ)のe-bikeと言って思い浮かぶ、一番有名な「DE01」。自転車らしい乗り心地と頼れるアシスト力を両立させたミニベロの世界を気軽に楽しむことができる、折り畳みe-bikeのスタンダードモデル。
サドル、グリップ、バッテリーケースをブラウンレザー(合皮)で統一し、車体全体をe-bikeには珍しいモダンクラシックなデザインにまとめた、街角の風景や女性にもよく似合うエレガントでスタイリッシュな1台です。
レバーの開閉で直感的におこなえる、二つ折り型の折り畳みは簡単です。ご紹介モデル中、最軽量の17.8㎏、バッテリーを取り外しての本体は16㎏程と、専用バッグに入れて電車での輪行も簡単におこなえます。
バッテリーは36V/9.6Ahの容量でおおよそ70kmの走行が可能となっております。アシストモード切り替えがないシンプルな設計で、操作は電源ON/OFFのみとなっております。
標準仕様はとてもシンプルな為、お好みで専用アクセサリーの泥除けやリアキャリアを取付することで使い方の幅を広げられます。
しかし、キャンプ道具を満載にするような移動よりも、車や電車の移動を組み合わせてのライトなサイクリングなど、折り畳み自転車らしい軽さを活かした使い方がより向いています。
SPEC
- 重量:17.8kg
- タイヤサイズ:20×1.5(米式バルブ)
- 変速:外装9段変速(マイクロシフト製)
- ドライブユニット:デイトナオリジナル
- バッテリー:36V/9.6Ah(最大航続可能距離:約70㎞)
- ブレーキ:Vブレーキ(TEKTRO製)
- 価格:¥195,800-(税込)(2024年6月現在)
DAHON Fu-Com(ダホン フューコム)
- 折り畳みやすさ ☆☆☆
- 走行性能 ☆☆
- デザイン性 ☆☆
- バッテリー容量 ☆☆
折り畳み自転車専門ブランドDAHON(ダホン)から発売されたばかりの、最新折り畳みe-bike「Fu-Com(フューコム)」。注目はパワフルなアシスト力と、DAHON独自の設計により、高い走行性能を実現している点です。
太いフレーム×太いタイヤのワイルドなルックスながら、18.5㎏と電動としてはかなり軽量で、折り畳み自転車らしく簡単に折りたたんで駐輪や運搬ができる利便性は使い勝手は◎。
太めのタイヤによる安定感と、伸びのある走りは良い意味で折り畳み自転車の乗り心地を裏切ってくれる、スポーティさがあります。
Deltecというフレームをケーブルでつなぐ構造で、折り畳み自転車の弱点である、フレームヒンジ部分の耐久性を大幅に向上させている為、通勤のように毎日自転車を酷使される方におススメの一台です。
SPEC
- 重量:18.5kg
- タイヤサイズ:20×2.00(仏式バルブ)
- 変速:外装7段変速(SHIMANO製)
- ドライブユニット:BAFANG,RM G310
- バッテリー:36V/10Ah
- ブレーキ:機械式ディスクブレーキ(SHIMANO製)
- カラーラインナップ:マットブラック、カーキ
- 価格:¥220,000-(税込)(2024年6月現在)
モトベロ各店で試乗が可能
今回ご紹介いたしました、オススメの折り畳みe-bike、4モデルはモトベロ各店にて実際にご覧頂く事が可能です。また、多くのモデルの試乗車を用意しておりますので、実際の乗り心地、畳み方をお試し頂き納得するまで、比べて頂くことが出来ます。
e-bike選びにはモーターアシストの違い、自転車自体の大きさ、乗車姿勢、走行感や取り回しの感覚など、実際に体験していただくことが何よりも重要です。
アフターサポート・無料点検サービス
昨今の物価上昇に伴い、電動アシスト自転車も同様に値段が上がっており、特にe-bikeはより高価なものとなっております。
『高い電動アシスト自転車』だから、『高級なe-bike』だから故障しないということはありません。
高級・高性能なものは、より繊細に丁寧に扱う必要があり、通常の自転車以上に定期的メンテナンスが特に重要になって参ります。
モトベロでは、当社にてご購入車両のメンテナンス(交換作業が伴わないもの)は、永年無料にて承っております。他にも購入者特典としてこちらを自動付帯しておりますので、アフターサポートもお任せください。
モトベロ各店ではお客様のご来店を心よりお待ちしております。