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今回は、人気ブランドBESVから2021年6月中旬発売予定の、新型グラベルロードモデル「JG1」の発売前試乗インプレッションをお届けします。

グラベルロードとは?

「グラベルロード」とは砂利道、未舗装路のような意味で、こういった通常の自転車では走りやすいとは言い難い道を、スピードに乗って走る為に設計されたモデルが「グラベルロードバイク」です。

その特徴は、一言で言えば「乗りやすさ」で、舗装路走行専用のロードバイクをベースとしつつも、荒れた路面でも安定感の高い幅広い「フレアドロップハンドル」、制動力の高い「ディスクブレーキ」、荒れた路面でもグリップし、衝撃や振動をいなす乗り心地の良い「太いタイヤ」などの充実したパーツが装備されています。

JG1インプレッション

BESV社のe-bikeに共通する、坂道以外でも機能するモーターのパワフルさは、この「JG1」にも健在です。
特に700×38Cという太いタイヤから、既存の「JR1」と比べて最高速に到達するまでモーターによる加速感を体感できる時間が長い為、よりe-bikeらしい乗り味が楽しめます。

電動アシスト車で無ければ、太いタイヤは転がり抵抗が大きい為、加速や登坂にデメリットを感じる場面もありますが、e-bikeならデメリットは電動アシストによって打ち消される為、高速巡行時の重さ以外のデメリットは皆無と言えるのではないでしょうか?
代わりにメリットは絶大で、元々、固めの乗り味のBESV”Jシリーズ”内では抜群の乗り心地の良さを誇り、車体重量のあるe-bikeの宿命であるパンクリスクやタイヤの劣化も抑えられます。
何よりドロップハンドルに乗り慣れない、ビギナーにとって、タイヤの安定感からくる、ハンドル操作時の余裕は得難いメリットです。
未舗装路だけに留まらず、街中でもこの安心感は、これからe-bikeに乗り始めるエントリーユーザーには大変お勧めのポイントです。

また、乗り心地の良さはタイヤによるところのみではなく、振動吸収性の高いカーボンフォーク&カーボンシートポストにセライタリア社のソフトサドルを採用しており、購入してからカスタマイズする必要が無い程に作り込まれた一台です。

他社のハイエンドe-bikeと比較すると、ペダリングとモーター連携のダイレクト感は劣る様にも感じますが、BESV社製モーターの静音性は特筆すべき特徴です。
特に「JG1」のようなアウトドアで利用できる車種の場合、実際の山道では普段の街中の喧騒では気づかない音が大変大きく響きストレスに感じる方もいます。
しかし、BESVのモーター音は業界内でもかなり静かで、気持ちの良いサイクリングを邪魔しません。

フェンダーやスタンド、キャリア、スペアバッテリーバッグなど純正オプションも豊富で、オーナーの使い方にマッチさせやすい、ハイスペックe-bikeが¥363,000-(税込)ならば、日常の足~趣味までマルチに使う一台をお探しの方に大変お勧めの自転車です。

【製品情報】

・価格:363,000円(税込)
・重量:Sサイズ15.8kg、Mサイズ15.9kg
・コンポーネント:Shimano GRX 11speed
・タイヤ:MAXXIS RAMBLER 700×38C
・バッテリー:36V/7.0Ah
・充電時間:約3.5時間
・カラー:オリーブドライブ

いかがでしたでしょうか。

モトベロ各店では先行予約を受け付け中ですので、気になる方はお早めにお近くのモトベロまでご来店ください。

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