専門店スタッフが比べるシリーズ第4弾はロードバイク電チャリです。
一口にロードバイクといってもさまざまな種類がリリースされる現在、電チャリロードにおいても用途は多様化しております。
今回は、サイクリングにも最適な爽快感あふれる本格的ロードバイクタイプの電動アシスト自転車3選をご紹介いたします。
YAMAHA YPJ-R
まず最初にご紹介するのは、電チャリロードのパイオニア、YPJ-Rです。
乗車しての第一印象は ”電源オフでも良く走る” です。
専用設計のフレームやホイール、コンポーネントの組合せがなせる業なのでしょうか、ノーマルロードバイクとしての性能も申し分ありません。
そんな走行性に優れたロードバイクに電動アシスト機能をアッセンブルしたのがYPJ-Rです。
ひとたびアシストオンにすれば発進時のよりスムーズな加速感、登坂時には軽いギアがさらに増えたような安心感を得ることができます。
ロードバイクといえば、スポーツバイクのなかでも敷居が高く感じてしまうものですが、YPJ-Rにおいては電動アシスト機能のおかげで、その敷居が大きく下がっている印象があります。
はじめてロードバイクを検討される方にこそ、おすすめできる1台です。
【製品仕様】
販売価格:248,400 円(税込)
重量:15.4Kg(M)、15.2Kg(S)
フレーム:アルミフレーム
サイズ:500mm(M),430mm(XS)
ギア:外装22段 (前2速×後11速)
タイヤサイズ:700×25C
バッテリー:25.2V/2.4Ah リチウムイオンバッテリー
充電時間:約1時間
YAMAHA YPJ-ER
YPJ-Rをピュアレーサーとするなら、YPJ-ERは今注目の ”グラベルロード” といえるのではないでしょうか。
グラベルとは砂利道を意味し、グラベルロードとは砂利道のような悪路を快適に走れるロードバイクとして急速に知名度をあげた新ジャンルのスポーツ自転車です。
特徴をいくつかご紹介しますと、
- ロードバイクの軽快な加速性とワイドなタイヤ幅の車体安定性を併せ持っている。
- 雨天時にも安定した制動力を発揮する油圧式ディスクブレーキを装備。
- ハンドル位置が高めで前傾姿勢になりすぎず、視界を保ちやすい。
- オンロード、オフロードと路面を選ばず快適な走行ができる。
とここまででも十分すぎるくらい長所を備えた万能型ロードバイクなのですが、加えて電動アシスト機能を備えたYPJ-ERは更に進化したロードバイクといえます。
これまでよりも繊細なペダリングに反応するドライブユニットは、走行スピードを安定させよりストレスの少ない乗り味を実現しています。
通勤、ツーリング、日常のさまざまな移動手段に適した、万能型ロードタイプ電チャリ。
贅沢尽くしの1台ぜひ体験してみて下さい。
【製品仕様】
販売価格:345,600 円(税込)
重量:19.9Kg(L)、19.8Kg(M), 19.6Kg(S)
フレーム:アルミフレーム
サイズ:530mm(L),463mm(M), 430mm(S)
ギア:外装20段 (前2速×後10速)
タイヤサイズ:700×35C
バッテリー:36V/13.3Ah リチウムイオンバッテリー
充電時間:約3.5時間
BESV JR1
スタイリッシュなデザインが特徴的なBESVからリリースされたJR1。
フレーム内蔵型のバッテリーにより実現した電動自転車とは思えないスマートなデザインは他のメーカーとは一線を画します。
スマートさは機能面でも実現しております。
ドロップハンドルでも操作可能なデュアルアシストコントロールスイッチ、スピード/トリップ/ケイデンスなど9種類ものパラメータを搭載したフルカラー液晶ディスプレイなど本格的なロングライドに対応した機能も備わっています。
走行する距離にかかわらず、乗る事、操作する事自体が楽しいと思える、不思議な魅力がつまった1台となっております。
【製品仕様】
販売価格:298,080円 (税込み)
重量:16.0Kg(M)、15.7Kg(XS)
フレーム:アルミフレーム
サイズ:530mm(M),480mm(XS)
ギア:外装22段 (前2速×後11速)
タイヤサイズ:700×25C
バッテリー:36V/7.0Ah リチウムイオンバッテリー
充電時間:約3.5時間
いかがでしたでしょうか。
e-bike元年とうたわれる今年、こんなにも電動アシスト自転車が身近な存在となってまいりました。
子供の送迎として認知されつつある電動アシスト自転車が、通勤・通学・ショッピングなどの新たな交通手段として、また健康維持や趣味の一環として、「一家に一台電チャリを持つ」といった文化の到来はそう遠くないのではないでしょうか。
みなさまもぜひ、電動アシスト自転車がもたらす日々のライフスタイルへの刺激を体感してみてください。