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今回は子供乗せ電動アシスト自転車を試乗する際に、特に確認しておくべき重要ポイントを5つご紹介します。
いざ電動アシスト自転車を選ぼうとした時、「種類が多すぎる」「メーカーやモデルの違いがわからない」と思ったことありませんか?
もちろんデザインや色の好みも重要ですが、実は乗る人一人ひとりに合った選び方のコツがあります。
ポイント1-まずはここから。自分の身長、体格に合っているかを確かめる。
子供乗せ電動アシスト自転車の場合は、お子様の重さも加わり車重がかなり重くなります。
サドルにまたがった時、両足のかかとがしっかり地面に付き、支えることができるかが重要です。
片足のみしか着かない場合は、サドルの高さを低くできるか確認しましょう。
ポイント2-見落としがちなチャイルドシートの大きさ。
実はそれぞれのメーカーや車種によって、チャイルドシートの座面の形や大きさが異なります。
自転車のデザインや色ばかりに気を取られ、ここを見逃してしまうことも多くあります。
お子様の体格に合っているかどうかフィット感を確認しましょう。
例えば、ブリヂストン、ヤマハ、パナソニックの下記3車種の座面は、このようになります。
各社座面のサイズ感は同等になりつつありますので、お子様のフィット感や全体のサイズ感を実際に確認しましょう。
ポイント3-タイプによってこんなに違う!フロントチャイルドシート。
フロントチャイルドシートは大きく分けて、備え付けタイプと後付タイプとの2種類があります。
備え付けタイプはあらかじめ車両に付属してセットで販売しているものです。
重心がタイヤの真上にあり、軸がぶれないため、とても操作しやすい設計になっています。
後付タイプは備え付けが着いていないモデルに、別途購入して装着するタイプです。
お子様を2人乗せてもバスケットがついているので、お荷物が多い方にオススメです。
こちらのタイプのフロントチャイルドシートを取り付ける場合、ハンドルとサドルの間のスペースが狭くなります。
そのため、走行中に膝が当たりやすく、がにまたになるのでペダルも漕ぎにくくなりがちです。
後付タイプでも問題点なく走行できるか確認しましょう。
また、後付タイプのは高い位置に装着することになるので、お子様を乗り降ろしする際に少し負担がかかります。
この高さは取り付けるチャイルドシートのモデルによって変わりますので、実際に装着されている車両で確認することをおすすめします。
ポイント4-見るだけではわからない、フロントモーターの重さ。
デュアルドライブと言われるフロントモーター搭載の電動アシスト自転車は、前輪にモーターが装着されおり、回生充電、ブレーキアシストが搭載されています。
そのぶんセンターモーターに比べると、車体の前方がやや重たくなっています。
特に女性の方で、前輪を持ち上げるタイプの駐輪場を利用する予定がある方は、実際に店頭で重さの違いを確認してみてください。
ポイント5-駐輪場を利用するなら下調べ必須!タイヤの太さ。
小径タイプ(タイヤサイズ20インチ以下)の車両の多くが太いタイヤ構造になっています。
特に子供乗せ電動アシスト自転車は重心が低く安定するといった理由で、小径タイプが人気なのですが、ご自宅の駐輪場がラック式の場合、レールに入らない場合もあります。
ヤマハ kiss mini un SPのタイヤ幅 約5.5cm
特にご自宅の駐輪場にレール式が採用されている場合には、事前に幅サイズを測定していただくことをおすすめいたします。
いかがでしたか?メーカーや価格で比較するよりも、普段利用するシーンを想定した選び方をするほうが重要です。
お子様の送り迎えやお買い物は日々繰り返すものですし、安全のためにも必ず試乗して、ご自身に合うモデルを見つけてください。
今回ご紹介したポイントは、全て代官山モトベロで実際に試乗してご確認いただけます。
様々な子供乗せモデルを比較しながらお選びいただけますので、ぜひご来店ください。
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