電動自転車にはチャイルドシートが初めから備え付けられているものもあれば、通勤や通学など普段使いもできてチャイルドシートも取り付けられる自転車もあります。
大切なお子様を守るアイテムですから、安全性やデザイン性、機能性にこだわりたいと思うのは当然のことです。では、一体どのようなチャイルドシートを選んだら良いのでしょうか?
対応範囲を確認する
自転車用チャイルドシートは、どのような電動自転車にも取り付けられるというわけではありません。
チャイルドシートによって取り付け可能な自転車の条件は決まっているため、後付する場合にはチャイルドシートの対応範囲をご確認ください。
また、2人乗りなのか3人乗りなのかも重要です。
子供を2人乗せて3人乗りで走行する場合には、自転車が「幼児2人同乗基準適合車」であることはもちろん、チャイルドシートもヘッドガードが付いているものしか認められていません。
装着する位置で選ぶ
子供をどの位置に乗せたいのかによっても、チャイルドシートの種類は変わります。
後ろに乗せたい場合には、リアキャリアが25クラス以上でなければなりません。
それ以下のリアキャリアに無理やり付けてしまうと、強度が不十分で事故を招いてしまう恐れがあります。
最大の積載量はチャイルドシートを含めて25kgとなるため、実際に乗せることができるお子様の体重は22kg以下が目安となります。
前に乗せる場合には、安定性を損なわないためにハンドルの真ん中に取り付けます。
このように、装着する位置によって前乗せタイプと後乗せタイプを選ぶ必要がありますので、はじめに自転車のどの部分にチャイルドシートを取り付けたいのかを決めておいてください。
チャイルドシートのタイプで選ぶ
自転車用のチャイルドシートは、ヘッドレスト付きシートと腰までを支える定番シートの2種類があります。
ヘッドレスト付きのシートは、背中から頭までしっかり支えてくれるハイタイプのシートですので、背もたれに寄りかかりながらゆっくり寝かせることもできます。
また、ヘッドレストには衝撃吸収素材が使われているため、万が一転倒した際にも頭を衝撃から守ってくれます。
定番のシートは、軽量でコンパクトでありながら3点シートベルトでしっかりお子様を守れるので、ヘルメットを装着してあげれば安全性は十分確保できます。
また、店舗ではデザイン性や機能性に優れた各種ブランドのチャイルドシートも取り揃え、安全性を重視した取り付けも行っているため、安心してご利用いただけます。
通勤や通学などの普段使いをしながら、子供の成長に合わせてチャイルドシートを取り付けたいという方もお気軽にご相談ください。