バッテリーを長持ちさせる方法

海外や国内で今まで販売された電動自転車の中には、鉛酸バッテリーを使用したものもありますが、現在、電動自転車には主にリチウムイオンバッテリーが使用されています。

バッテリー長持ち1

小さいながらも大容量なのが特徴で、継ぎ足し充電が可能なのもリチウムイオンバッテリーの大きなメリットと言えるでしょう。

しかし、使用者の中には劣化が早いと感じる方もいらっしゃるようです。
そこで、こちらではバッテリーを長持ちさせる方法についてご紹介致します。

バッテリーの劣化を早める要素とは?

そもそもバッテリーの劣化を早める原因には、過充電・過放電・保管温度が大きく関係しています。

過充電や過放電は意識して使用することで防げますが、バッテリーは暑さに弱く、夏場の車内や冬場の暖房器具の側など、適切な保管方法をとらずにいると劣化を早めてしまいます。

日頃、適切な温度を守って保管する

バッテリーは化学変化を起こして発電する仕組みのため、高温時には発電能力が高まると同時に劣化も早くなります。

特に夏場はバッテリー本体の温度が上がらないよう、なるべく屋内の駐輪場や日陰に停めるように注意してください。
どうしても炎天下に停める場合は、バッテリーに白いタオルをかけておくと、温度上昇をある程度防ぐことができます。

反対に冬場で温度が低い場合、バッテリー自体が劣化することはありませんが、化学変化が抑えられて発電量が減り、従来の半分程度しかパワーを発揮することができません。

そのため、外で保管するのではなく、屋内の常温(15~25℃程度)環境で保管することをおすすめ致します。そうすると、乗り出しがスムーズになり、電動自転車の盗難防止にも繋がります。

バッテリー長持ち2

長期間使用しない場合の保管方法

例えば、リチウムイオンバッテリーを100%充電した場合、1年後の容量は保管温度20℃の場合で約80%、60℃の場合で約30%と、大幅に低下してしまいます。

そのため、長期間バッテリーを使用する予定がない時には30%程充電をして屋内(15~25℃程度)で保管し、半年に1度10%程度の補充充電を行うと良いでしょう。なるべく湿気のない場所を選ぶのも、長持ちさせるためのポイントです。

バッテリーが空の状態で保管すると、さらに低い電圧まで自然に放電されて劣化が早まります。
バッテリーの寿命は充電回数にして約700回~約900回が目安です。

そろそろ寿命かな?と感じましたら、motovelo(モトベロ)各店へご相談ください。
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