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キャノンデールより新たにリリースされたe-マウンテンバイク「Trail Neo」

トレイルやオフロードだけでなく、普段使いのクロスバイクとしても優れた一面を持っています。今回はモトベロ名古屋星が丘スタッフによる、実走行インプレッションをお届けします。

【インプレ】最新e-MTB! Cannondale Trail Neo

Cannondale Trail Neoとは

キャノンデールは1971年創業のアメリカンバイクブランドで、ロードレースやMTBのチャンピオンバイクを作るほどの、オリジナリティある技術力が魅力のスポーツバイクメーカーです。

スポーツバイクのフレーム素材が、カーボンにシフトしてきた今日でも、サイクリストの間では、キャノンデール=アルミというイメージがあるほどに、アルミ素材の扱いに長けており、今回ご紹介の「Trail Neo(トレイルネオ)」も、このアルミ素材をメインフレームに使ったe-MTBです。

丈夫なアルミフレームには、ヘッドチューブにリフレクターが内蔵され、実用的なキックスタンド、ラック、フェンダーなどのアクセサリーもしっかりと取り付けが可能。

取り外し可能な500whのバッテリー搭載し、航続距離は最長148kmと長距離ライドにも最適です。ディスプレイはリモコンと一体化したBosch Purion 200を搭載し、こちらの美しいフルカラー液晶は夜間の走行でも視認性が抜群です。

ドライブユニットにはBosch Active Line+を搭載、普段使いのアーバンライディングとアドベンチャーライディングどちらにも最適で、静音性と軽量性に優れています。

製品情報

  • フレーム:アルミ
  • フォーク:SR Suntour XCM 32, 100mm, Coil,
  • タイヤ :Maxxis Ardent, 29×2.4” (M, L) ※Sサイズのみ:27.5×2.4”
  • 変速  :Shimano CUES, 11-36, 9-speed
  • ドライブユニット:Bosch Active Line Plus
  • バッテリー:Bosch PowerTube 500Wh
  • ディスプレー:Bosch Purion200
  • サイズ :SM, MD, LG
  • カラー :クイックサンド
  • 販売価格:¥399,000(税込)※2024年10月時点
  • 航続距離:148km(ECO), 103km(TOUR+), 89km(SPORT), 83km(TURBO)※Bosch シミュレーター参照値

乗車インプレッション

街中での乗り心地

走り始めてすぐに感じるのがクロスバイク的な走行性能の高さです。29インチホイールのe-MTBという重量感をいい意味で裏切る軽快な加速感があり、大径ホイールのメリットを活かして速度の維持も容易です。

通常のMTBのように、幅広ブロックタイヤによる漕ぎの重さのようなデメリットはあまり感じませんでした。車体サイズの大きな車両ですが、街中でのストップアンドゴーが全く苦にならず機動力があります。

これまでのBosahのシステムではsportsやturboモードを選択しないとアシスト感が物足りなく感じていましたが、新型のsmart systemではecoやtour+モードであっても十分なアシスト感があり、かなり優秀なドライブユニットシステムであると実感しました。

またどのアシストモードであっても急発進で突き上げるような挙動はなく「自然なアシストだが力強い」という印象です。タイヤの太さを純正の29×2.4から少し細めの2.0辺りにカスタムするとさらに街乗りでの機動性が高まるのではないかと思います。

オフロード、グラベルロードでの走行

本格的なトレイル走行ではありませんが、グラベルロードバイクを用いるような軽めのオフロード走行も行いました。100mmトラベルのフロントフォークと29×2.4インチのタイヤが、悪路から伝わってくる振動を上手く往なしているのがよく分かります。

悪路にも関わらずオンロードと変わらない機動性と安定感があり、乗り手の負担を軽減するどころか、オフロード走行の楽しさを伝えてくれます。以前インプレッションを行った、BESV JGR1.1やJG1と比べても、グラベルバイクと比較しても引けを取らない軽快でスピード感のある走行感です。

まとめ

今回のインプレッションにあたり、約50kmの実走を行いました。e-MTBとしてリリースされたTrail Neoですが、クロスバイクとしてオンロード走行の素晴らしさが印象的でした。

個人的には同じくCannondaleでラインナップされているQuick Neoよりも好印象です。マウンテンバイクとしての走行感が良いのはもちろん、クロスバイクとして性能の高さは良い意味で裏切られたという感想を持ちました。

Cannondale Trail Neoは次回11月以降の入荷を予定しております。e-MTBはもちろん街乗り仕様のe-クロスバイクをお探しの方はぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

オンラインショップでのご購入はこちら

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