販売開始以来、スタイルなデザインと実用性の高さから人気のVOTANI H3(ボターニ エイチスリー)に、待望の折り畳みモデルの兄弟車VOTANI F3(ボターニ エフスリー)が発売されました。モトベロ各店に早速入荷して参りましたのでご紹介致します。
VOTANI
Votaniは、2014年にオランダで生まれたe-Bikeブランドです。
日本で展開される<Votani by BESV>は、プレミアム&スポーツe-Bikeブランド<BESV>の技術や、フレームデザインを受け継いだ、シティバイクモデルとして、BESV JAPANによって企画されている為、日本の街並みにフィットする使いやすさが特徴です。
F3(エフスリー)
デザイン
既存のスタイリッシュな兄弟車VOTANI H3のデザインを踏襲しながらも、折り畳み専用設計のデザインで、20インチホイールのコンパクトなデザインながら短すぎず、170㎝~の男性が乗っても様になります。
逆に、適応伸長目安は150㎝~となっていますが、サドルシートを下げ切っても、155㎝の身長で踵が浮くようなサイズ感です。
特徴的なセンターバスケットはVOTANI H3と比べて短く、丸みが感じられます。ゴツくスポーティに見える、前輪を支えるフロントサスペンションも無くスッキリとしている為、採用カラーと相まって、シンプルで柔らかな印象のバイクに仕上がっています。
折り畳み
感覚的に使えるオーソドックスな折り畳み機構は、2か所のレバー操作で折り畳みが完了できる為、数回の練習で使いこなす事が可能です。更に、ハンドルを畳まずともフレームボディ部分だけを二つ折にして頂くだけでも、通常の自転車の半分ほどのスペースで済みます。
この程度の手間であれば、保管場所のスペースが限られており、折り畳みが必須という環境の方にも、扱いやすくておすすめです。
走行感
走り心地はH3に近いものの、フロントサスペンションが無く、ハンドルバーは真っすぐかつ傾斜も少ない為、よりダイレクトな操作感でクイックなハンドリングです。
単純にお買い物用のシティバイクとしては、既存のH3の方が万人受けする乗り味と言えそうですが、こういった折り畳み小径ホイール車にありがちな、路面の凹凸を拾い過ぎて、ふらつく感覚がなく安定しているのは、好印象で、これは太めのタイヤによるところのようです。
車体は20.8㎏とそれなりに重量がある為、畳んで電車に乗せて遊ぶ“輪行”に、おすすめとは言いづらい車種ですが、車に載せて現地での足としたり、普段使いのご用途で保管場所を取らないe-bikeをお探しの方には、最長80㎞を超えるアシスト航続可能距離ながら、¥208,000(税込)という価格設定はかなり魅力的といえ、デザインの良さも含めてコストパフォーマンスが良くおススメです。
今回ご紹介したVOTANI F3はモトベロ各店でお取り扱いが御座いますので、より詳細や実車をご覧になりに、お近くのモトベロまでご来店くださいませ。
●車両情報
車種名:VOTANI F3(ボターニエフスリー)
重量:20.8kg
ギア:SHIMANO NEXUS 内装3段
タイヤ:20インチ
バッテリー:36V/7.0Ah
充電時間:約3.5時間
走行可能距離:80km(エコ)/60km(ノーマル)/45km(パワー)