今回は、岐阜県高山市をスタートし、自転車ヒルクライムの名所である「乗鞍スカイライン」へ。
標高2702mの畳平までのライドレビューをお届けします。
乗鞍スカイラインとは
乗鞍スカイラインとは岐阜県高山市から長野県との県境、乗鞍岳の畳平まで通る公道で、雲より高いエリアを走れる絶景スポットとしても名高く、通行可能となる夏季は自転車乗りが絶えないエリアでもあります。
TURBO CREO SL COMP CARBON
今回使用した車両はスペシャライズド製軽量eロードバイクです。
同社フラッグシップモデルの「S-WORKS TURBO CREO SL CARBON」とフレーム、バッテリー、モーターは共通仕様となっており、ハイスペックモデルとなります。
今回はこちらの車両に、長距離走行向けに後付けが可能な「RANGE EXTENDER」と呼ばれる増設バッテリーを装着して臨みました。
ライドレビュー
平湯峠ゲート~夫婦松展望駐車場
スタート地点の平湯峠のゲートを過ぎるとマイカー規制のエリアに入ります。
ゲート過ぎてすぐは片側通行の道、かつ勾配も急な登りなので十分に注意しながら走ります。
約3kmほど走ると夫婦松展望台に到着し、ここから頂上まではトイレも無しのひたすら登りとなりますので必要に応じて休憩、補給をしっかりととっておきましょう。
夫婦松展望駐車場~畳平
休憩ポイントの夫婦松展望駐車場を過ぎると、勾配もマイルドになり快調に登れる道が10Km程度続きます。
平地での10Kmとはやはり違うので無理のないペースで登るよう心掛けながら登ります。
この辺りから残雪もちらほらと表れ、酸素も薄くなって来ますがそこはやはりe-bike、穂高連峰の絶景を眺めながら快適に登っていくことが出来ました。
そのまましばらく絶景を楽しみながら登ると森林限界を迎え、今までとは明らかに風景が変わってきます。
この辺りから乗鞍名物の2m程度の残雪も見ることができます。
※残雪は時期によります。
残りの5km程度まで来るといよいよ日本ではないかのような景色。
九十九折れの道を登り雲の中に突入しながら走ること少し、目的地畳平へと到着です。
復路と総評
登ったら忘れてはならないのが帰りの下り。
かなりの距離をひたすら下るため、軽い力で制動力のコントロールがし易い油圧ディスクブレーキのおかげで下り坂も恐怖感なく帰ってくることが出来ました。
また、車体が非常に軽量かつワイドなギアを使用しているので、程よい疲労感で目的地まで走行が出来ました。
今回は獲得標高約1000m、片道約14kmの道のりでしたが電動の力を借りると体力に自信無い方でもお手軽に絶景を楽しむことが出来ます。
モトベロ各店では、多数のe-bike試乗車を取り揃え、用途に合わせたご提案を行っております。
気になる方は、ぜひ一度ご来店ください。